■ ID
| 1163 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 指標異性体を用いた総TEQの推算方法とダイオキシン類測定における品質管理への利用
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■ 著者
| 大塚宜寿
埼玉県環境科学国際センター 蓑毛康太郎
埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| (社)環境科学会 |
■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 環境化学、Vol.21、No.1、79-84、2011 |
■ 抄録・要旨
| 5つの指標異性体の実測濃度から、総TEQ(WHO-TEF 2006)を推算する式を提案し、大気試料、土壌試料および河川底泥試料の各環境試料の測定結果に適用した。その結果、推算式で得られた総TEQは、本来の総TEQ(TEFがゼロでない29異性体の実測濃度から計算した総TEQ)に良好に一致した。本来の総TEQに対する総TEQ推算値の比は平均で0.98、標準偏差は0.09であった。したがって、本来の総TEQを推算式で得た総TEQと比較することによって、ダイオキシン類の測定結果の妥当性を評価することができ、その品質管理に利用できることが示された。本来の総TEQに対する総TEQ推算値の比で0.76〜1.21の範囲を妥当と判断する範囲として提案した。
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